裏会

□時には強引に…
1ページ/9ページ

どうして…。

どうしてこんなコトになったんだろう…。

いったい、いつから貴方はこんなに…。

いったい、いつから私はこんなに…。


『あっ…あんっ…イヤ…よし…っ、あんっ、んっ…』

どうして…と、何度も頭の中に浮かんでは、強引に掻き消されてしまう。

『オラ、出すぞ?』

低い声が降ってきて、アタシの腰をガッシリと掴み、貴方の強い振動で、全身がガクガクと揺さぶられる。

『いっ、ぁっ…イク…お…ねが…い…、も…っ…いやぁーっ!!』

両手を上に差し出して、彼に視線を向けると、当然のようにギュウっと抱き締めてくれる。

『イクっ…っ!!…っは、はぁっ、はぁっ…良…んんっ…!!』

瞬間、自分の意志に関係なく、勝手に痙攣して頭の中が真っ白になる。
中で暴れる貴方のモノを、ギュウっと締め付けて離さない。

『っは、もっ…でるっ……んんっ!!』

苦しげに、だが一瞬の快楽に酔いしれる乱れた声。
小刻みに早く動いていた腰が、大きく突き出してブルッと震えた。

『んっ…っはぁ、はぁっ…っく、んんっ…。』

何度か突き入れた大きなモノから、熱い精が中に向かってビュッ、ビュッと吐き出されていくのが分かる。

『っは…良守…スゴい…いっぱい出てる…。』

『はぁっ、はぁっ…お前…余裕だな…。』

荒く呼吸をしながら、呆れたような声を出した良守は、アタシの首筋に強く吸い付いて赤い跡を付けていった。

『あっ…いっ…やっ、イタイってば…。』

強すぎる吸い付きで、チリっと痛みが走って思わず顔をしかめてしまった。

『いや…良守、見えるとこにしないで…。』

『ふ…こんなん髪下ろしときゃ見えねぇよ。』

そう言って幾つもの赤い跡を点々とつけていく。
行為の最中もつけていたから、きっとかなり沢山付いてると思う…。

『オイ、時音。そろそろシャワー行くか?』

長かった行為が終わりを告げる…。

『俺が洗ってやるよ。』

…訳ではないようだ。

『ホラ、行こうぜ。まだまだ可愛がってやるからな。』

私を抱き上げた良守は、サッサとお風呂場へ移動する。


明日は休日、しかも3連休だ…。
烏森も封印され、夜の努めも無くなった。
家族は皆、出かけていて、連休最終日の夜にならないと帰ってこない。
良守にとっては上げ膳据え膳なこの状況、時音にとったら…。

学校帰りに良守に拉致られ、墨村家に連れ込まれてから既に数時間が経過し
その間、ひたすら身体を弄ばれて、もう何度も良守の欲望をぶつけられていた。

.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ