裏会

□その後の2人【4】
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ガクガクと体を揺らして、高い嬌声を上げながら達した時音は、その後もヒクヒクと痙攣しながら脱力していく。
その間に良守の膝の上に跨がらされているのだが、もう抵抗する力は無かった。

『ふふっ。時音、このまま挿れちゃうよ?』

時音の中に、良守の硬いものがズブズブと入ってくる。さっきの指なんかよりも熱くて太いものが中をいっぱいに押し広げながら最奥を突いた。

『ひぁっ、あんっ…も、いっぱい…』

『っは、気持ちい…時音の中、ヒクヒクしてて俺のん締め付けてくるよ。』

『やっ、いうなっ…ひぁんっ。』

グイッと腰が突き上げられる。さっきイッたばかりなのに、また身体がビリビリと震えてしまう。

『も…またイッちゃう。』

きゅっと良守に抱き付いたら、中のモノがさらに質量を上げた。

『やっ、おっきくしないでぇ…』

『んな、無茶ゆーな。そんなエロい声出しといて…』

グリグリと最奥に押し付けられる硬いものに、意識が薄れそうな快感が身体中に広がる。次第に激しくなっていくモノの突き上げに、時音の腰も勝手に動いて中が締め付けていった。

『っは、イくっ、時音…でるっ』

『あんっ、いいよ、きて…いっぱい…熱いの出してっ。』

『あっ、は…イく、も…んんっ…』

思い切り押し付けた良守の腰が、ぶるっと震えて時音の中に熱い奔流が注がれる。出し切るために数回腰を突き上げて、それから2人、抱き合ったまま激しく息を吐きながら脱力した。





ーーーーーー数時間後…。



『うう…逆上せた…。』

ぐったりと浴槽から半身を出して、時音は動かなくなってしまった。

『もう…良守、やり過ぎだよ…。』

ごめんと小さく謝りながら、それでも嬉しそうに笑った良守は時音を抱き上げて部屋に戻った。
座布団の上に寝かせてやり、バスタオルを身体に被せてから優しく何度も時音の髪を撫でる。

『はぁ…良守の手、気持ちいい…。』

窓からそよそよと吹き込む風が、少しずつ火照った体を冷やしていく。

『時音、飲み物取ってきてやるよ。』

部屋の冷蔵庫からスポーツドリンクを持ってきて、蓋を開けてから時音の半身を起こしてやり、それを口に持っていく。だが時音はふるふると首を振って、潤んだ瞳で良守を見上げた。

『どうしたの?そんな可愛い顔して…飲ませて欲しいの?』

『ん…。』

瞬きで答える時音が可愛くて、良守はそれを口に含んで時音の唇を覆う。
口移しで流れ込んできた水分を、こくっと喉を鳴らして飲み込んだ。
ついでのように良守の舌が入り込み、口内をくまなく蹂躙していく。

『んっふ、んっ…ん…』

そのうち良守が離れようとしたのが寂しく感じて、時音は無意識で彼の頬に手を添えた。ちゅっと唇を吸付けて、少し離れて時音を見ると、なんだか潤んだ瞳で泣きそうにこっちを見るから、良守はつい吹き出してしまった。

『ふっ、お前…その顔、反則…。』

『んんっ、んーっ…』

また時音の唇が塞がれる。さっきの優しい口づけから、甘いけど激しいものになっていく。時音の背中を座布団に押し付け、良守は覆うように抱き込んだ。

『もー、可愛いっ、時音っ、時音っ…』

唇が時音の首筋に移動して、そこからまた胸の尖を舌で弄る。とたんに揺れだしたその腰がいやらしく良守を誘ってきた。
時音の足を割り開いて入り込み、縋るように伸ばされてきたその手に応えるようにキツく抱き締めた。

『すご…良守、また…』

『ふふ。時音のエロい顔見てたら、何回だって勃っちゃうよ。』

『やだっ、恥ずかしいって…』

カァッと紅潮した頬を隠すために、良守の首筋に埋めたら、そうはさせじと良守が顔を上げて見下ろしてきた。
思わず自分の手で隠そうとしても、指を絡め取られて畳に押し付けられる。

『やっ、みないでっ…恥ずかしい…』

『やだよ。こんな可愛い顔、見なきゃ損だろ。』

時音の顔中に小さなキスを降らせていく。唇で撫でながら、何度も何度も小さな音を立てながら。時音はイヤイヤと首を振るけど、それはなんの抵抗にもなっていなかった。

『もっ、やんっ、いじわるっ…』

甘い声を吐くその唇に、吐息ごと飲み込むように良守の唇が覆う。それからまた深いキスで、時音を甘く泣かせていく。
すっかり勃ち上がって硬くなったモノが、時音の濡れた中心に当たって、そこからいやらしい水音を立てた。

『っは、エロ…お前、嫌がってんのか誘ってんのか、どっちなんだよ。』

膣口にモノの先が当たって刺激してくる。もうそこはヒクヒクと良守を誘い込もうとしているのだ。亀頭を少し入れただけで、中が蠕動して飲み込もうとする。

『あっ、ひっ…ひぁ、やぁんっ、いじわるっ…しないで…』

『ん?入れて欲しい?ちゃんと言ってよ、それじゃ…わかんない…。』


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