裏会
□文化祭
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スパコーンっ!!
と、スゴい衝撃が頭にきた。
『いっ!!イキナリなにすんだよ時音ぇ〜。』
良守は気付いていないようだが、先ほどの妄想は全て口に出ていたのだ。
『アンタって人わぁ〜っ!!ホンっト信じらんないくらい変態ねっ!!』
力の限り、思い切り良守の頭を張り飛ばした時音は、ゼェゼェと肩で息をしながら、顔を真っ赤にして睨み付けていた。
『あり?もしかして…、バレてる?』
フンッと不機嫌に横を向いた所を見ると、どうやら妄想はバレバレらしい。
─なら…現実にし〜ちゃおっ。
ニィっと上がった口角は、時音にしてみたら悪魔の笑み。
ズザッと後退った時音は、逃げようと警戒を深めた。
『結っ!!』
だが一瞬の隙をついて、良守の結界が周りを囲う。
『ヒッ…。』
ドンと背中に結界の壁が当たって、逃げ場が塞がれてしまった。
『ふっふっふっ〜…時音、本気で俺から逃げれるとでも思ってんの?』
ジリジリと間合いを詰められ、時音の顔が青ざめていく。
『ちょっ…近寄んな…。やだ…良守…怖いーっ!!』
ぎゅう〜っと抱き締めた時音に、熱〜いキスを浴びせながら、良守は彼女の身体をやわやわと弄りだす。
『んんーっ…っは、やっ…んんっ…!!』
良守の舌が、容赦なく口内の感じるところを擦る。
手は胸の膨らみを揉んで、服の上から尖りを摘んでクリクリとこねられた。
『っは…すげ…もうコリコリしてるよ…?やらしーな、お前は。』
キュッと抓るように摘んだ乳首から、鋭い痺れがビリッと走り、身体がビクンっと跳ね上がる。
『いやぁっ!!もっ、やめっ…良守っ!!』
『やめてほしい?』
良守の肩を掴んで、精一杯抵抗する時音に、ニッコリと問いかけると、コクコクと頷く様子が可愛い。
『ふふ。じゃあ、お願いしなよ。』
『へ?』
なんだか不穏な笑みにゾクッとする。
コイツ…何企んでる?
スゴく嫌な予感がする。
『お願いって…。』
さっきからやめてって言ってんじゃない。
『そう、お願い。』
『やめて、良守。』
こう?
だが良守は首を振る。
『やめてください。』
『や、やめてください、良守?』
訳の分からないまま言わされる時音を見つめ、良守はニィっと妖しく笑って、さらに言葉を付け加えた。
『やめてください
……ご主人様…。』
『…………な…。』
ああ…、開いた口が塞がらないとはこのことか…。
うわ〜、本当に開いた口って塞がらないんだぁ…。
言われたことが恐ろしくアホすぎて、理解出来ずに現実逃避した時音は、変わりに妙な感動をしてしまっていた。
『お?時音…なに固まってんの?』
ポカンとしたままフリーズした時音に、良守はこれ幸いと触りまくる。
チュッ、チュッとあちこち吸い付き、手はスカートの中へ。
下着の中に入れた手が、陰部に触れてクチュリと音が聞こえた。
『あはっ、ヌレヌレ。
うはっ、中もトロトロ』
『あっ、やっ…ああんっ…!!』
時音がやっと我に返った頃には、良守の指が中でグチュグチュと蠢いていた。
『いやぁっ…良…やめてって…』
耳朶に良守の熱い吐息がかかる。
ペロッと舌が耳を触り、優しい声が囁いてきた。
『ん?それじゃあ止めないよ?
ほら時音、なんてゆぅの?』
頑固な良守は、何が何でも時音に言わせたいらしい…。
時音は仕方ない、と諦めて蚊の鳴くような弱々しい声で呟いた。
『…やめてください…………さま…。』
もう時音は羞恥の限界にいるというのに…
『ふっ…そんなんじゃあ聞こえなぁ〜い。』
良守の声が意地悪に響き、
中に埋め込まれた指がグリッと動く。
『いやぁーっ…!!
もっ…アンタいい加減に…ああっ…!!』
反論しようにも良守の容赦ない責めが、時音の怒りをそれ以上の快感でグズグズに溶かしてしまう。
内壁がヒクヒクと緊縮し、中からタラタラと蜜が溢れて下着を濡らしていくのがわかった。
『すげ…どんどん溢れてくるよ?こりゃ、やめてって言えないね、時音。』
足がガクガクと震えだした。
『あ…も…イク…。』
内壁がヒクヒクと痙攣を始め、頭の芯もぼぅっとしてきて、時音の顔がトロンとする。
『ああ、イイ顔付きになったねぇ。時音、イキたいの…?』
『…ん、イク…良守…』
ニィッと良守の口元が引き上がった。
『じゃあ…なんて言おうか…。時音は賢いから、分かってるよね?』
悪魔のごとき冷酷な声も、今の時音には甘い囁き。
もう、恥ずかしいとかどうでもいい…。
『さぁ言って?』
とにかく、このもどかしさを何とかして欲しい。
『イカせてください…、ご主人様…。』
『ふふ。惜しいなぁ…。時音、どうやってイカせて欲しい?』
『ご主人様の太いので…中をいっぱいにして…メチャクチャに掻き回して欲しい…です…。』
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