「鋼牙?」手を伸ばし彼の名を呼ぶ。彼は当たり前といった様に私の腕を自身の首に回し、私の膝の裏に腕を差し入れ背中に手を添えると私を持ち上げた。「重くない?」「重かったら態々こんな事はしないだろう。」そうだね。と言って笑うと彼もまた柔らかく微笑んだ。Sweet time(手加減する気はない。)(いつもでしょ?)(明日立てなくても知らないからな。) [戻る] [TOPへ] [しおり] カスタマイズ ©フォレストページ