garo

□sweet time
1ページ/1ページ


「鋼牙?」

手を伸ばし彼の名を呼ぶ。

彼は当たり前といった様に私の腕を自身の首に回し、私の膝の裏に腕を差し入れ背中に手を添えると私を持ち上げた。


「重くない?」

「重かったら態々こんな事はしないだろう。」


そうだね。と言って笑うと彼もまた柔らかく微笑んだ。



Sweet time




(手加減する気はない。)
(いつもでしょ?)
(明日立てなくても知らないからな。)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ