Free fall

□1.夜明り彷徨
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「っは、…はぁ」

辺りが暗闇になるまで、
周りが分からなくなるまで、
走り続けていた。そして、

――ズダン!

「っ、きゃぁ…!」

私は、堕ちたのだ。


夜明かり彷徨


「…!こんなところに人が…」

だからそのあと、

「酷い怪我だ…とりあえずうちへ…!」

どうなったかなんて知りはしない。

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