天使サマに祈りを。神サマに文句を。
□第二話 カフェと出会いと
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なんだコレ。エイワズが言っていたことから考えるなら、私は――小学生並みに、縮んだことになるじゃないか。
「うわー!? な、ナニコレぇぇ!!? 縮んでるし! 若返ってるー!!」
トリップまではなんとかギリギリで許容出来ていた脳が、完全に許容範囲を超えた。さすがに、自分が若返りを経験するとは、全く予想もしていなかった。まぁ……夢小説なら原作の何年か前に飛んで、ついでに若返るなんてのもよくある展開だけど。
そんでもって、ジンさんやらなんやらかんやらに出会っちゃったりして、仲良くなって修行つけてもらったりとかするものだ。
だけど……だけど!
コ コ 大 都 会 ー!!
いないから!
普通にジンさんとかいないからー!!
あっ、そこ!今、『都会なら蜘蛛じゃね? 旅団フラグじゃね?』とか思ったろ!
私は本気で旅団が苦手なんじゃぁぁぁ!
普通に考えて、二次創作みたく出会ったときから仲良くできるなんてあり得ない。殺されない保証なんてありゃしないんだ。だったら、こっちから関わるのは絶対嫌だ。
私は自分より強い奴らに、力もないのに関わっていくなんて出来ない。
エイワズのオプションは恐らく、今のところは一般人と初心者ハンターに勝てる程度の能力ぐらいしか無いだろう。
くそっ、もっと明確に細かく注文をつければよかった!……念能力すらないなんて!
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