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□my world
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※小説ではないです





もし、この世界に終わりがあるのならば。
もし、それが明日かもしくは1週間後ならば。
私は、君は、どのように過ごしどのような最期を迎えるのだろうか。

君は笑っているだろうか。泣いているだろうか。
私にそれを推し測ることは出来ない。
彼そのものが不可思議過ぎて私には、寧ろきっと彼自身でさえもその存在を計測することは出来ないだろう。


あぁ、世界の終わりは暗い。
何も見えず、何も聞こえず、息をすることさえ出来ないだろう。
何も、無い世界。
正しくは何も感じない世界、

あぁ、考えるのも恐ろしい。
世界の消失。世界の消滅。


私の世界とは彼だ。
仁王雅治と出会い結ばれたその日から、私は彼に囚われてしまった。

彼は私の水であり、大地であり、太陽である。
その世界はまるで彼の髪のように美しく、これまで居た世界が陳腐に映った。

もと居た世界が美しくないわけでは無かった。
偉大な祖父、寛大な父、穏やかな母、賢い妹
楽しい学校生活、頼れる仲間、テニスにゴルフ
成績優秀、将来有望…、
上げればキリがないほど私の世界は満ち足りていた。



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