DFF・学園
□嘘
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イライラした気分からスタートした一日。
クラウドに愚痴を聞いてもらおうとクラウドの居るところへ。
彼の姿を見つけると、ティーダはパッと華やかな笑顔を見せた。
ティーダ
「クラウド〜、聞いてくれよ〜」
いつものようにティーダの愚痴を静かに聞くクラウド、だが、愚痴を聞き終えた彼の口から出た言葉にティーダは呆気に取られた。
クラウド
「ティーダ。
前から言おうと思っていたが…
俺、お前がキライだ」
ティーダ
「な…んの…冗談ッスか……?」
読んでいた本を閉じ、クラウドはそれ以上何も言わずに立ち去ってしまった。
なにかがおかしい。
そう言い聞かせるが、信じられない。
ふと、近くに居たバッツの声が耳に入る。
バッツ
「ティーダって可愛くないよな」
ティーダは耳を疑うしかなかった。
なんとか泣きそうな気持ちを抑さえ、今度はフリオニールの元に走って行った。
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