DFF・学園
□ハロウィン
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何人目だろうか?
学園長室から逃げ帰るように出て行った生徒は。
2、3年はまぁ、慣れたものだが。
トラウマすぎて来ない生徒も居るが…
どうしてだろう…?逃げられる度にテンションが下がってゆく。。。
こんな成りだが、意外と心はナイーブなのだ←
い いいもんね!
別に逃げられても!
あくまで生徒の仮装が楽しみなんだもん!
ひとり学園長室の隅で小さくなるカオス。
キモ…orz
コンコン。
ハッとカオスは顔を上げる。このノックは!
ウォーリア
「失礼します」
ライト君!!←
この行事で初めてカオスを見ても動じなかった生徒第一号だ。
今回の仮装はドラキュラらしい。
スラリと立つその姿はドラキュラ界のプリンス!
ウォーリア
「トリック・オア・トリート」
相変わらずの無表情。
だが、カオスは嬉しいぞ!
カオス
「よ〜く来た〜。好きなのを〜選べ〜」
お菓子詰め合わせセット〜!(タララタッタラ〜♪)
どんだけ用意していたのか…
ウォルは手前の袋を手に取り、丁寧に退出してゆく。まるで面接に来たみたいのブレの無さだ。
ウォーリアが来て、またしばらく時間が経った。
すると
ドダドダドダ
バタン!
バッツ
「先生〜!今年のお菓子何!?」
ジタン
「えぇぇえぇぇ?!
ちょッ、えぇぇえぇぇ?! 校長って…えぇぇえぇぇ!!!?」
いや、びっくりするのこっちなんですけど。
まさかバッツ君と一緒に新入生が来るとは思わなかった。。。
バッツ
「お、今回も袋詰めか!じゃあ、俺これ!」
ジタン
「おいバッツ。お前、毎年こんななのか?一応礼儀とかあるだろ」
よく言った!ちっちゃいフランケンよ!←
ちなみにバッツはミイラ男の仮装だ。
カオス
「ひとつ〜聞くが〜、私が〜恐いか〜?」
ジタン
「全然(しゃべり方遅ぇ…)」
今年も一応、有望な生徒が居るようでよかったですね。
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