LOVE×LOVE
□Birthday.
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━阿部視点━
―キスをする度に 目を閉じてるのは〜♪
突然携帯が鳴ってびっくりした。
これから寝ようとおもってたのに…誰だよ、ったく。
俺はケータイを乱暴に開けると、そこには着信のときに現れる三橋の顔が表示されていた。
「……三橋!!!??」
思わずケータイの画面に釘付けになる。
何やってるんだ俺は。
少々赤面しつつ、メールを開く。
あまりにもぎこちなく、かわいいメールに自然と笑みが零れる。
というよりは、ニヤけてしまう。
俺って変態なんだろうか。
すぐに返事を打つ。
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To.三橋
Title.RE:おめでとう
本文:
嗚呼、サンキュ。
一番に祝ってくれたのがお前で
嬉しいぜ。
おい、ごめんねがごめんぬにな
ってるぞ(笑)
プレゼント、楽しみにしてる。
ありがとな、おやすみ。
阿部
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「プレゼント、か…なんだろうな」
今から楽しみで仕方がないな。
それだけ送って俺は眠りに付いた。
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