ノベル2

□夢
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その夜。



「ああん!あっ、ああっ!カ、カヲル、く、はぁっ、カヲル、くぅん!!」
「くぅ、はあっ!んぅ、シ、ンジ君、ああっ!シンジ君!シンジ君!」

碇シンジは僕を迷う事なく部屋へ入れ、食事をし、雑談をし、夜になってベッドへ誘うと、迷わず裸になった。とんだリリンだ。
今も、僕の下で、嬉しそうに僕の名を呼んでいる。 違う。僕のじゃない。前の、渚カヲル。
そう思うと、何故か胸が締め付けられるようで、更に彼の中へ激しくぶつかっていった。

「ああん!!」

少し、意地悪をしてみる。
「シンジ君、はっ、気持ち、良さそうだね?そんなに、うっ、嬉しいの、かい?」
オスのリリンには、プライド、というものがあるらしく、こういう事をすると傷つくらしい。中には喜ぶ奴もいるらしいが、そういうのは、

「あ、き、気持ちいいぃ!!カヲル君、はっ、気持ち、いいよぅ!」

変態、というらしい。

「そう。」

碇シンジは変態らしかった。なんだか愉快になって、彼を更に激しく突いた。やがて、

「ンああっーーーっ!!!」

リリンの言う絶頂、が訪れた。体は僕もリリンと同じだから、大きくなったソレから白濁が飛び散った。碇シンジも同じものを飛び散らせた。心底嬉しそうな彼の顔。訳がわからなかった。
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