魔法世界―another world―

□story.2 中等位学園生活にて
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もう中等位の最後の年も
終わりに近づいていた




そんな中で俺は
あの ちょっと気になった女の子と話しを始めたわけだ



最初は大きな魔力に惹かれたから



でも…





実は、ちょっとばかり
可愛いかったりしたからだったり…





だから結構 あの女の子は 男子に声をかけられるんだ












時は少し前のこと――



いや 結構前か?


そんなことはどうでもいい











"ねぇ リアちゃん、ちょっとお話しようよ"



「…」



"リア"と呼ばれている女の子は

何故か男子に話しかけられても女子に話しかけられても

決して話そうとはしなかった




だから…




"ねぇ あの子、ちょっと感じ悪くない?"



"だよねー"




なーんて噂話をよく耳にする




あの女の子は休み時間中も自分の席を動かずに本を読むのが日課のようだ



そういう俺も休み時間中は(時々授業中も)自分の席でずっと寝てたりする



だから あんまり話しかけてくる奴はいない



まぁ うるさくなくていいんだけどね




ちなみに そんなんだから俺も あんまり良い評判はなかったりする
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