魔法世界―another world―

□story.4前編 昇格試験
1ページ/23ページ

俺とリゼは組むこととなった次の日に試験の受け付けに行った




"――はい、了承しました。では お二人の試験は3日後…、指定された場所に行って下さい。試験内容は―――"












俺とリゼはとりあえず食堂でご飯を食べながら試験について話し合うことにした




リゼ「――ヴィオンの大木に行き、その木の一部を持ち帰れ……ですか…」



こりゃ 結構昇格できる人数が少なくなるんじゃないか?



いくら試験内容がそれぞれ異なると言っても このレベルかよ…




だって あそこは…




『リゼは どんな場所だか知ってる?』



リゼ「はい、ベラマ林道を抜けて…だいたい一日もあれば行ける距離ですね」



まぁ 距離だけ見たらな



リゼ「それに ヴィオンの大木は わりと有名な場所ですし…」



…有名?



『へぇ どんな風に有名なの?』



リゼ「そうですねぇ…、例えば 未発見の素材が多く見つかるとか…」



『なるほど』



まぁ わからなくもない




『リゼは行ったことある?』



リゼ「いいえ 聞いたことぐらいしかなくて、実際に行ったことは…」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ