魔法世界―another world―

□story.1 未来へ
2ページ/3ページ

向こうに飛ばされた時の為や高等位に入った時の為に俺達は全員、"現実世界"の学業に対応できるようにする為のカリキュラムを受けている



だから魔法が使えない人がいても全然問題はないのだ




"はい 俺はグノルと言います。得意科目は歴史です"



そう例えばコイツの言ったような歴史なんかは俺達、"現実世界"と"魔法世界"の二つの歴史を学んでいる




……



そうやって自己紹介が続いていくと、ちょっと俺の気になる女の子の番が来た



窓際の一番後ろの席に座っていて、金色の髪の女の子である



なにが気になるって








このクラスの中で
飛び抜けた魔力を感じたからだ




"私の名前は リア・ゼグアスティサ です"




それだけ言うと その女の子は それ以上何も言わなかった




……












先生「おい 次のやつー」




…ん?



どうやら俺のことらしい




『俺の名前は リョウです 一年間よろしくお願いします』
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ