FF6

□最終幻想Y〜そのよん〜
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「名無しさん!遅かったじゃないか!ケガしていないか?掠り傷もないな?…って腕を擦ってるじゃないか!」

『ポーション使ったから大丈夫だよ。』


みなさまこんにちは。名無しさんです。この国の王様、ウザいんですけど。死ぬほどウザいんですけど。


「エドガー。名無しさんがウザがってる。」

『ロック先生!エドガーくんがウザいです。』


フィガロに帰ってきたらこれである。しかも毎度。


「あの…。」


ティナがエドガーに話かける。そして取りあえず、ロックたちは話し合いにいった。(ティナを口説こうとしていたエドガーはあたしに回し蹴りされました。)あたしたちは…


『ティナ!デートしよ!城内デート。』

「でーと?うん。名無しさんがいいなら…。」


デートしてます。手を恋人繋ぎして、ラブラブだぜ!げっへっへ。(おまっ)
ティナは何にでも興味を示していた。あたしはもう見慣れた機械の数々もティナには新鮮。きょろきょろとしているから手を繋いでないとどっかに行ってしまいそう。
ふたりでの城内見学後、ロックのところへ戻る。
エドガーが部屋をティナに用意したって。部屋は勿論。この間まであたしのつかっていた部屋。


「窮屈な思いをさせてすまない…。」

「エドガーさんからききました。泥棒何でしょう?」


泥棒…。


「泥棒!?トレジャーハンターと呼んでくれ!」

「えっでも…。」


ふたりの会話が面白い。なんだかティナかわいい。


『あははっ!ロックもティナも面白いね。』


初めてこの世界で声をあげて笑った。でも油断は禁物。ケフカがやってくるから…。すべてを壊したあの男が…

そうして夜は更けていく…
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