嵐になれ桜になれ!

□第2章
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翌日


私と千姫、薫は朝からショッピングモールへ繰り出していた。


『眠い…』


薫「眠いって言っても、今10時だけどな。 …俺も眠いけど」


千姫「名前、これなんかどう!? 可愛いわよっ」


私と薫は後ろから歩き、千姫は目を輝かせて私をコーディネイトしてくれる。
徐々に眠気が覚めてきた私と薫も洋服や小物選びに参加し、買い物が終わったのはほぼ夜だった。


千姫「これで、第1回は終了ね!」


薫「第2回もあるの・・・?」


千姫「当たり前じゃない! 今日買ったのは全て洋服。 明日は日曜日だし、別の場所に行って雑貨は買いましょ」


『はーい』


途中で薫と別れ家に帰れば、まだ飲み会から帰っていないのか、君菊さんはいなかった。


千姫「今日は出前でも頼みましょ。 買い物で疲れちゃった」


『それがいいかもね。 何にしよっかな』


適当にピザを頼み、食べていれば君菊さんが帰ってきた。 が、飲み会で余程疲れたのだろう。 軽くシャワーを浴びてすぐに寝室へ行った。


千姫「どうせ、また校長と永倉先生でしょうけど…。 お菊も大変ね」


『校長って、そんなに元気なのか?』


千姫「まぁ、校長にしては若い方だからね。 永倉先生は…まぁ、実際に見てみればわかるわ」


『?』


言葉では説明し難いのか、はたまた面倒になったのかはわからないが、とりあえず実際に見てみよう。 明後日。


千姫「明日は、今日より大きなショッピングモールだから、しっかい休んでね」


『はいよー。 千姫も、しっかり休んでちょ』


寝る前にそんな会話をして、それぞれの部屋に入った。 
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