私はあなたに本当の恋をした

□不二の家へお泊り。 目的は・・・
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朝。 私は今、不二に起こされて朝食を食べてます。 ぶっちゃけ、眠いです。 うつらうつらしながら食べてます。


不二「名前、いい加減目を覚まして。 起きないと、ホットミルク頭からかぶせるよ?


『おはよう! 今日も良い朝ねっ』


不二の言葉のおかげで、一気に目が覚めた。 ってか、ホットミルクを頭からかぶると全身火傷じゃん。 そんなの嫌だ。


由美子「周助、そろそろ出ないと部活に遅れるわよ」


不二「そうだった…っ じゃあ、行ってきます」


由美子&おばさん「いってらっしゃい」


『お土産はガムかチョコが良いなぁ』


不二「クス.. 考えておくよ」


あれ? 冗談で言っただけなのに・・・ι


不二が家を出て行ったあと、ゆっくり朝食を食べて由美子姉さんと話し始めた。 おばさんは、旧友と遊びに行くらしい。


由美子「周助の顔が可笑しかったとき、ケンカでもしたの?」


由美子姉さんが思い出したように質問してきたのだが、これまた答えにくいことを聞かれたものだ。 どう答えれば良いのやら…


『まぁ、ケンカって言ったらケンカかなぁ…』


頭を捻らせてどう答えれば良いのか考えていると、姉さんが急に立ち上がって車のキーを手にした。


『どこか行くの?』


由美子「周助のところよ。 もしかしたら、三上さんって子がいるかもしれないでしょ? ネックレス、返してもらいなさい」


・・・本当、この人はどこまで見透かしているんだろうか。 っていうか、私に聞く必要なかったじゃないか。 原因知ってるじゃん。


『何で三上さんまで知っているの?』


由美子「周助が三上さんの名前を呟く度に、ため息ついていたのよ。 ほら、名前も早く準備して」


『あ、うん』


部屋に行って出掛ける準備をすると、姉さんの車で青学まで連れて行かれた。 ていうか、私服で行って良かったのか…?
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