もっと青春・・・してみる?

□久々の再開
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光に案内され、来たのは青学のテニスコート。 中には、海道や桃、リョーマや荒井など、新しいレギュラーが揃っていた。


財前「ほな、俺はもうコートに戻るで」


『道案内サンキュー』


光と別れ、1人フェンスの外から青学レギュラーを観察する。 すると、やはり前からいるメンバーと、そうじゃないメンバーに別れて話している。


(でも、やっぱ去年と比べて質は落ちるだろうなぁ…)


あの無駄に強い3年生はもういないし、質が1番減るのが少ない学校といったら、不動峰だろう。 元々、2年が多かったし。


桃城「おー! 名前じゃねぇか!! 何でこんなところにいるんだよ」


フェンスの外から見ていたことに気づいたらしく、桃が内側からフェンスを開けてくれた。


『ちょっと光の様子を見に来た。 不二もいるよ、彼女を連れて』


桃城「…不二先輩、彼女なんかいたか?」


『告られたんだとよ。 高校に入ってすぐに』


越前「寂しいの? 不二先輩に相手してもらえなくて」


ドリンクを飲んでいるリョーマが話しに加わってきた。


『バーロー、全然違ぇよ。 アイツとなら、午前中ずっといたっつの』


ため息混じりに言えば、桃もリョーマも唖然とした顔になった。


桃城「ずっと一緒にいたのか? 2人で?」


『街を歩き回ってた。 最終的に、玲茅たちも呼んでボウリングで遊んだけど』


それより! と話題を変えれば、私はリョーマに向き直った。


越前「何?」


そして、今から言う言葉に、また2人は唖然とする。


『ちょっと練習に混ぜてくんない? ラケットとかは持ってっから』


越前・桃城「・・・は?」
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