もっと青春・・・してみる?
□・・・ん?
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いつもの放課後、いつもの練習風景。 そして…
いつものうざい雑談。
『…ちょ、お前らうるせぇ!』
白石「何や、まだ喋り方直っとらんの? 早よ直さんかい元ヤン」
『黙れ。 っていうか、元ヤンではねぇよ!』
謙也「ほな、なりヤン?」
『何でヤンキーになりきらなきゃなんねぇんだよ、阿呆か!』
突っ込んでも尚、話し続ける2人を無視して教室の窓からテニスコートを見れば、練習は既に終わったらしく、部員たちが部室へ向かっていた。
『ほら、部活終わったから光を迎えに行くよ』
白石・謙也「あ、戻った」
『…あら、2人とも。 1発殴られたいの?』
笑顔で言えば、2人は慌てて顔を横に振った。 それを見て、2人の彼女は笑う。
・・・これも、いつもの通り。