もっと青春・・・してみる?

□私とキミのピリオド
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備品を買いに行く途中で、クララと謙也に会った。



白石「あれ、財前は? 一緒じゃあらへんの?」


『ん? うん』


私じゃ駄目だったみたい。 と笑って言えば、腕を掴まれて強引にカフェに連れて行かれた。


白石「一から十まで全部話しい。 嘘はアカンで」


『…光が華ちゃんとキスしてた』


それだけだよと言えばクララが光に電話し出した。


『やめてよクララ!』


携帯を奪い取って電源を切れば、怒られた。


白石「誤解かもしれへんやろ」


『大丈夫だよ、クララ。 私は強いもん』


忍足「俺にはそんな風には見えへんけどな」


ケーキを食べながら言われ、ついに私はキレた。


『私は強いの! 誰にも弱いところを見せたことないし、これからも見せるつもりなんてない!』


跡部に頼まれた備品、買っておいて。
と、渡された地図とリストを携帯と一緒にクララに渡して、カフェから逃げるように出た。


『・・・ハハ。 惨めだなぁ、私』


あんなに余裕ぶっこいてた罰かな。 と1人呟いて、新幹線の切符を買う。


『…あ、玲茅? 今日泊めてくんない?』


向かうは、神奈川。


(・・・バイバイ、光)


“別れよう。 もう光とは無理だよ。”


光にメールを送り、電源を切った。






さよなら



私の初恋。
 

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