もっと青春・・・してみる?
□すごいでかい人とゴンタクレにご対面
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『やー。 まさか2人ともノッてくれるとは思わなかったよ。 普段、物静かだから』
白石「振られたらノるんが当たり前やろ」
財前「これでも、一応は大阪人やからな。 で、何がしたかったん? 名前」
『そうだった…っ! わたしの画像消せっ』
財前「嫌や」
そう言って、また携帯に視線を戻してしまった。
・・・と、その瞬間、クララが光の写真を携帯で撮った。
白石「もらったで、財前」
財前「部長、ホンマいい加減にしてほしいッスわ… 俺、写真嫌いなんやで」
白石「んなもんわかっとるわ。 名前、コレ送ったるで。 なかなか上手く撮れとるやろ?」
見せてもらった携帯には、綺麗に光の横顔が撮られていた。
『ありがとー!』
早速画像を送ってもらい、お返しとばかりに待ちうけにしてやった。 クララは、記念に取っておくらしい。 何の記念なんだか…
白石「ほな、俺はもう行くで」
『じゃねー』
クララと別れ、満足した私は写真を取られて不機嫌な光の機嫌を直すのに必死になった。