しゅごキャラ!

□ふわふわ
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止まらないよ、涙が・・イクト。
「っ・・ごめんねっ泣いたりして・・こ、こんな事で・・」
でも、苦しいんだ。隠し事はなしって、恋人になる時約束したから。余計に・・胸が痛んだ。
「あむ!」
「えっ」
一瞬、時が止まった。イクトに抱きしめられてる。そう気づいたのは、後からだった。
「ごめん、あむ。オレ、そんな隠すつもりじゃなくて。・・見ていいよ、あれ」
「え?」
疑問符が100個ぐらい頭に浮かんだ。さっきは怒鳴るぐらいダメだって言ったのに。今度はいい?
「どういう・・」
「いいから、ほら」
そう言って渡されたダンボール箱は、大きさのわりに軽かった。
「いいの?」
「ああ、・・本当はもっと後の方が良かったけど」
またまたハテナが浮かぶ。後だったら、見て良かったって事?
取りあえず、慎重にガムテープを剥がす。蓋を開けると、中には・・・・
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