しゅごキャラ!

□ふわふわ
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「何、コレ」
中には、薄いピンク色のふわふわした何か。
服のように見えるけど。
「何、コレ」
さっきと同じ言葉を繰り返す。
「服」
やっぱりそうなんだ。
でも、こんなふわふわの服をイクトが着るわけないし・・。
「誰の?」
「あむの」
間髪入れず答えが返ってきた。
「はぁ!?」
ど、どういう事?
「な、なんで?」
イクトは少し俯くと、
「前、言ってたじゃん?ほら、あの店で・・・」(yourファッション参照)
「あ、うん・・」
「人前じゃ恥ずかしいならまずはオレの前でって思って」
一瞬納得したような顔をしたが、「じゃあ、なんで隠す必要があったわけ?」
「それは、まぁ、まだ早いかと」「へ?だってイクトの前だったら早いも遅いもないでしょ」
冷や汗がでてるんだけど。
「み、見ていいんだよね?」
「っああ、」
今焦んなかった!?あのイクトをここまでにする服って?
フワフワの塊を広げてみる。
「こっこれって・・・」
顔、熱い。あたし今真っ赤だ。
つーか、怒りが込み上げてくるんですけど・・・。
「ネ、ネグリジェですよね?イクトさん?」
思わず敬語になる。
「そうですね」
ノリ良いな。ってそうじゃなくっっ!
「こんのっエロ猫ーーーーー!」「ちょっあむ、やめっ」

ドサッ

「キャッ!」

この体勢はまずくないか?
あむがオレの上に覆いかぶさってる、かなり・・少女マンガな展開。
「あむ、大丈夫?」
「う、うん」
とりあえずケガがなくて良かった。
「イクトは?」
「平気」
平気じゃないだろ。状況的に。
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