しゅごキャラ!

□ふわふわ
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ああっ、あむはどこまでオレの理性を崩したいんだ。いや、理性などとっくのとうに捨てたが。
「あむ?恥ずかしがらなくていい、オレにまかせて?」
「で、でもっ」
今にも涙がこぼれそうな、訴えるような目で見られて・・・少し罪悪感がある・・でも、
「嫌じゃないんだろ?」
「うっ・・」
たじろぐ姿も可愛い。そろそら末期だ。
「ふっ、」
自嘲ぎみに笑みをこぼす。
「なっ、笑っ・・!?」
慌てているのをよそに、下着を脱がしにかかった。
「ぁっ////」
下着ごしに胸の膨らみに触れると、甘い声が聞こえた。
「・・・っ」
あむは自分の声に驚いたのか、目を見開く。
「フフッ可愛い・・」
「なぁっ////」
信じられないという風に唇を震わせた。
「感じてる?ここ・・・たっ「わあああ!!言うな!!!イクトの変態!エロ猫!」
「だってこんなに・・・」
「何にやにやしてんだっ////つーか、離せ!」
バタバタと体をよじらせて逃げようとするあむを押さえ付け、耳を舐めた。
「や、ぁっ」
「嫌じゃないって言ったじゃん・・・怖い?」
「怖くなんかっ」
涙が頬を伝って、強がってるのが見え見えだ。頬をひとなでして、目元に優しくキスをする。
「・・あむが嫌ならやめる・・オレ、まだ我慢できるから・・」
ウソだ、今すぐ食べてやりたい。だが、あむの気持ちを考えずに事に及んで、もし嫌われたら。そんなの我慢の方がずっとマシだ。
「・・・っ、ごめっ」
拘束をとくと、手で顔を覆ってしまった。
「謝ることじゃないよ・・・でも、」
チュっとリップ音をさせ唇に触れるだけのキスをする。あむは目をパチクリさせて、状況が把握できてないようだ。
「・・イクト??」
「我慢する変わりに・・・毎日、いつ、どこでだってキスするから、覚悟して?」
にやっと試すような微笑みで少しの意地悪。


「・・・っ!このっエロ猫ーーーーー!!!」


数秒後のあむの叫び声は、外にこだまとなって響き渡ったのでした。



♪END♪
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