しゅごキャラ!

□yourファッション
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「もうっイクトのバカ!」
涙が今にもこぼれそうだ。胸がズキズキする。
「・・っ。ごめん、あむ」
ぎゅっと抱きしめて、優しくキスをする。
「んっ。ばか・・・、こ、こういうのは・・家でしろ・・エロ、」真っ赤に染まった顔。オレ、許されたのか?うれしくて、さらに抱きしめる力を強めた。
「ちょっ変態!調子にのんな!」「うん」
家でならいいのか。(反省してない)良かった。あむのことは本当に大事にしたいって思ってる。嫌がることはしたくない。
「ほら、行くよ!服選んでくれるんでしょ?」
後ろを振り返らずに歩く姿に愛しさが込み上げてきた。
「ああ、」


「なあ、あむって、ゴスパンク物が多いよな?フワフワした服とか持ってないの?」
ずっと疑問に思ってた。
「えっ!そ、そんなのキャラじゃないし」
「キャラじゃないって・・・」
すると、小さな声で呟く声が聞こえた。
「やっぱり、イクトもそういうのが好きなの?」
「好きだよ、」
勢いよく顔が上がる。
「え!?」
「あむが着てる服なら何でも」
付け足した言葉に怪訝な顔でじっと見られた。
「どういう・・・」
「無理、してないか?自分のキャラは自分で作るものだろ?着たいなら着ればいい」
そして、また小さな声が聞こえる。
「着たい・・・でもね、まだ人前では恥ずかしくて、もう少し・・・あとから、」
「うん、じゃあ今日は、いつもの、だろ?」
「うん!」

君の笑顔が見られるのなら、君がどんな服を着ていたって好きだよ
あ、でも少しだけフワフワな服に身を包む君を見たいかも

やっぱりオレはエロ猫だ・・・。


♪END♪
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