NOVEL

□明日から【種後設定】
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「なぁ、アスラン…?」

「ん…?」


「私、――…怖い。」





いきなり出た、彼女の弱い言葉にアスランは思わず車を止めてカガリを見る。

助手席のカガリは先程とは違い、体を小さくさせ、震えていた。




「最近、夢をみる。――…死んでいった者や、父さまの…」

「……カガリ?」



下を向いているので、表情はわからなかったが。

カガリは泣いていた。




「おかしい、よな。…もうあれからだいぶ経つのに。」
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