NOVEL
□明日から【種後設定】
4ページ/8ページ
「なぁ、アスラン…?」
「ん…?」
「私、――…怖い。」
いきなり出た、彼女の弱い言葉にアスランは思わず車を止めてカガリを見る。
助手席のカガリは先程とは違い、体を小さくさせ、震えていた。
「最近、夢をみる。――…死んでいった者や、父さまの…」
「……カガリ?」
下を向いているので、表情はわからなかったが。
カガリは泣いていた。
「おかしい、よな。…もうあれからだいぶ経つのに。」
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ