TEXT・DREAM
□Prologue
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感情なんていらなかった
そうすれば、こんなにも苦しい気持ちを味わうことなんてなかったのに
感情なんていらなかった
そうすれば、こんなにも切ない気持ちを味わうことなんてなかったのに
こんなにも貴方だけを想い、些細なことで心が震える夜を知らずに居られたのに
感情なんて……
「いらない」と断定できない自分が哀しい
儚い恋だと
愚かな恋だと
頭の中ではわかっているのに
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