Word


一行詩。
たまに長いのも書きます。
◆no title 


さよならは思ってたよりももっとずっと簡単でした

メールアドレスを削除しようとする手は少しだけ震えて動かない

すれ違って振り向いたらもうあなたの背中は見えなかったから追いかける気もしなくなってしまったの

いつから嫌いになったの?なんて聞いたら傷付くのはわたしだから止めておく

もうダメなのね、それくらい知ってる分かってる

嫌になるくらい落ち込む日は何故か晴れの日が多い

いい天気すぎて死にたい気分よ

投げつけられた言葉の針は心臓をいつも痛ませる

2011/11/15(Tue) 22:34 

◆no title 


さよなら日和

五感を刺激するサヨナラの予感

唇の行方

釘付けになるふたりの影

砕け散る恋の音が耳に痛い

銃声の彼方

さよならholiday!

うさぎの瞳が潤んでる

言えば何かが変わる気がした

指一本触れたら負け

気持ちがいいほどもう他人

背中はひどく冷めている

紅茶いっぱいで終わり

幸せの在処はあなたのそばに

雑草根性

雨宿り主義

あいにく傘が一本しかないので

白い時計はもう嫌い

夕暮れの端に誰かがいたはず

メモリーを削除しますか?

愛してる気がしなくもないよ

甘いケーキがべたつく口内

ゆめみるテディベア

残されたブランコ

いい天気だから告白しよう

きたなく澱む愛をください

きらきらひかる?

散乱反射に恋をして

髪を愛でて指を憎む

背伸びした香水

眩暈がするほど一目惚れ

エイプリル少女

君に夢中の病です

史上最高の幸をあげる

忘れられないから困る

ふたりぼっちの火曜日

クリスマス革命

マナーモードにさよなら

酷似

あなたは彼女によく似ている

ぺんだこさえも愛おしい

かわいい消しゴムに注意して

あなたの薬指にキス

悲しいときは何も言わずに抱きし
めて

足音あっかんべ

幸福論

おべんとう戦争

昼休みジャック!

ベタすぎて笑えない

優しい君は不幸者

いじわるハニィ

うそつきダーリン

爪痕が消えそう

背中の骨にキスをください

口付けレボリューション

言葉にしたら儚いから

白いシーツと溺れてく

戯れはオシマイ

本気で恋して適当に愛して

脳内ハニィは甘えん坊

赤い頬に期待する

だから傷つけて跡を残して

別にあなたが気になるわけではな
いです

あなたの指思い出そうとする

らぶイズさよならの始まり

2011/09/29(Thu) 17:05 

◆恋し隊 


教室の片隅で眺めてるだけでいいの

そんなふうに恋をしたいな

おはようって挨拶ができたら

クラスメートの前で名前を呼ぶのはなんだか恥ずかしいからぶっきらぼうにねえって言っちゃう

好きってなんだろう

まだ分からない速くなる鼓動の意味

あなたの笑顔、瞼の奥にいつもあるの

ノートの落書きあなたの名前を書いてみて消すのが勿体なくなる

照れ隠しにへらって笑ってみせて

赤くなった頬に恋してるみたいだと気付いてしまう

あなたの隣を歩いてみたいって願ってみたりする

目線だけで追いかけるあなたの背中

2011/04/23(Sat) 10:20 

◆no title 


怖いものなんて何もなかった

少し手を伸ばせば君の温もりがあって声をかければ君の笑顔があって

そんな王国の真ん中で笑ってた

そういえばあいつは無糖派だったな

僕はあの頃の僕らに戻りたくて堪らない

唇を噛み締めて

胸の痛いという悲鳴に気付かない振りをして

叫びかけた君の名前を飲み込む

頬に伝う滴に意味なんてないけど

傷が疼く夜には君の温もりを求めてみたくなる

思い出せばそれは確かに幸せなことで

僕はあの頃の僕らに伝えたくて仕方がない

2011/02/14(Mon) 10:10 

◆no title 


あなたにいつか会った時
胸を張れるように
ちゃんと笑えるように

優しげな瞳
笑ったときの声
シャーペンを動かす音

あなたを造る要素
ぜんぶ忘れないように
目をつむる
制服の裏に残る
あなたの香りに
気付かない振りをして

進め!


あなたにいつか会った時
頑張ったよって
伝えられるように

真剣な横顔
少し角ばった手
ふと目が合う瞬間

あなたを造る要素
ぜんぶ焼き付けるように
目をつむる
手と手が触れた
小さな温もりを
そっと守るようにして

進め!

2011/02/14(Mon) 10:08 

◆答え 

きみとの繋がりなんて
小指の糸しかないけど

例えばぼくときみを
ぼくたちって呼べること
例えばきみの温もりを
手の中に感じられること

しあわせはどんなに
小さくても良いよ

明日は晴れるかな
きみに会えるかな
ぼくのとなりで
きみの笑顔みれるかな
ひかりを積み重ねて
答え探していく



きみへと伝わるように
紡ぐ言葉を考えるほど

例えば大好きとか
ずっと一緒にいようとか
そんな台詞なんかじゃ
伝わらないと知る

思い描く夢はどんなに
大きくても良いよ

明日は晴れるかな
きみに会えるかな
ぼくのとなりで
きみの笑顔見れるかな
ひかり集めながら
答え探していく

2010/10/31(Sun) 18:46 

◆◆切なさとか。 


君を想う
それだけで
きれいな記憶が
破片となって刻みこむ

鳴りやまない
胸の痛いという悲鳴は
聞こえないふりをして

頬に伝う滴に
意味なんてないけど
傷が疼く夜は
温もりを求めてみたくなる



君を想う
それだけで
思い出たちが
罪となって積み上がる

忘れられない
鏡の中の君の瞳は
いつだって微笑んでいた

言葉じゃ伝えられない
そんなの分かってるけど
愛してると
つぶやくことしかできない

2010/10/31(Sun) 18:45 

◆おんりーわん。 



君に名前を呼ばれると
自分の名前が
何時もより綺麗に聞こえるから不思議だ

君をただ愛しいと思う
頑なな心を開くことが出来たのは
君だけのお陰だったから

友情じゃない
愛情でもない
この気持ちは何て言うのだろう
僕と君を繋ぐ糸は小指にきつく結ばれている
この絆の名前を僕らは知らない


暗闇で光る文字が
浮かび上がる
それは遠く離れた君からのメッセージ

君をただ愛したい
頑なな心を開いてくれたのは君だけだから
こんなにも好きなんだ

君だけの僕
僕だけの君
この気持ちは何て言うのだろう
僕と君を繋ぐ糸は切れそうなくらい儚くて
この絆の名前を僕らは知らない


どんなに遠く離れていても独りじゃないよ
僕と君がいれば「ふたり」になる

友情じゃない
愛情でもない
この気持ちは何て言うのだろう
僕と君を繋ぐ糸は小指にきつく結ばれている
この絆の名前を僕らは知らない

2010/08/19(Thu) 20:08 

◆うさぎ 


決して来るはずのない何時かを待ち続ける僕は愚かだろうか
みずいろの句読点はまるで涙のようですねと遠い昔に君が言った

街ですれ違った君の横顔にサヨナラ
恋が終わりゆく音がする
鮮やかな記憶たちが傷になって刻み込まれる

うさぎの眼が赤いのは泣いたからです
君がいない夜だからです
隣には空っぽの枕
幸せはどんなに小さくても良かったのです



暗くて寂しい夜に逢いたいと願うのは君と優しい嘘
とある悲劇の結末をもしも変えられたなら幸せになれたのだろうか

痛いほどに好きだと気付いた時には
鎖が朽ち果てた後でした
綺麗なままの記憶が罪となって降り注いでる

うさぎの眼が赤いのは泣いたからです
夢の中が幸せだからです
ふと目覚めた時に
君がいないことを思い出すのが辛いのです




うさぎの眼が赤いのは泣いたからです
気持ちが本物だからです
忘れられなくて
涙が零れるのを止められないからです

2010/08/19(Thu) 20:07 

◆いろどり。 


紫陽花が雨に濡れる
凍えて震えた花びらが微笑んだら頷いて

僕が閉じこもる
この匣の鍵は何処にあるのだろう?

例えば君の居ない夜に
初めて「寂しい」って呟いてみたりする

どんなに離れてても独りじゃないと思えるのは
君がこの空の向こう側に居ると知ってるから
瞳から流れる水滴が
何を意味してるのかさえ忘れてしまった僕には
君と向き合う事だけが残された勇気だった





雨上がりの水溜まり
もしも虹が映ってたら上向いて空を見て

僕の鍵を探して
例えば君が見つけ出してくれたなら

例えば紙飛行機の裏に
「好き」って書いて飛ばしてみたりする

答えに悩んで立ち止まる僕の背中を押してくれた
君の小さな手を守りたいと願ってるだけなのに
夢から醒める瞬間の
世界はどんな色で僕を迎えてくれるのだろう?
願わくば鮮やかな彩が待っていますよう



君の為に僕は何が出来るだろう?
二人を繋ぐ絆が朽ち果てたとしても僕が結ぶから



遥かな空へと手を伸ばす
そうすれば君がこの闇の世界から
救い出してくれる様な気がするんだ
もしも扉が開いたら
僕は何を想うのだろう?
朧げな視線の先にある未来で僕が幸せを掴む事は出来るのか

2010/08/19(Thu) 20:07 

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