オリジナル小説
□†不思議なささやき†
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タッタッタッ
教室を抜け、階段を降り
廊下を走り抜ける亜利子
「何なのよ…げっ!まだついてくるし…!」
嫌だよ嫌だよぅ…
来ないでってば!
人苦手なんだからさぁ…
ってか…
そろそろ疲れてきたよ…
走るのに限界がきたようだ
それでスピードがどんどん落ちていく…
おかしくない!?
この人まだスピードが一定のままなんだけど…!
そんな中外に出るため玄関口で靴を履き替え
走り抜ける
「ふぅ…門出たっ!よし…」
外に出ればちょろいものだ
亜利子は器用に猫耳男をまいた
疲れたなぁ…