小説
□ 吹奏楽部の暗黒史〜先輩追い出し編〜
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晴希は、ふとした疑問を口に出した。
「そういや、俺ら1年で入った時、すでに部長は部長やってたよな?」
「センパイの1コ上の人が入らなかったんじゃない?」
そんな話をしていると、横から遥が入ってきた。
「ううん。いたよ。ウチらの先輩。1コ上に3人」
「え? でも、俺ら入った時3年生って誰も…」
「うん。だって、ウチらが追い出したからね」
「「はい!?」」
晴希と蒼太の声が重なった。
「いやぁ〜。あの頃は若かったね」
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