対談室

□中学時代
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遥「さぁて、始まりました。アタシ達の対談っ!!」

ドン ドン  パフ パフ

千波「それにしても、久しぶり〜。なっちゃん」
優希「おぅよ」
遥「あ、この人誰? って人のために、なっちゃん。自己紹介どーぞっ」
優希「遥。何でオメーが仕切ってるんだよ」
遥「だって、ほら〜。アタシ部長だし」
優希「関係ないね」
千波「まぁまぁ。とりあえず、自己紹介したら?」
優希「仕方ねぇな。アタシは夏日優希。遥たちとは違う高校に通う3年だ。ちなみに、遥たちと違う高校にしたのは、高校まで遥と机並べるのが嫌だったからな」
遥「なっちゃん、ひどーい」
千波「はいはい。先に進めるよ。時間ないし」
遥「! 流されたっ!!」
優希「で? お題とかあるんだろ?」
千波「うん。『中学時代』だって」
遥「あ、アタシたち3人は小学校から中学まで同じなんだよっ!!」
千波「うん。当事者だから知ってるよ」
遥「だーかーらー、アタシたちのこと知らない人のために、ね?」
優希「それで? 中学の事を話せばいいのか?」
千波「そうなんじゃない?」
優希「中学・・・か」
千波「何かあるっけ?」
優希「あれは? 修学旅行でさぁ」
遥「あぁっ! 千波がフィーバーしたヤツ?」
優希「そうそう。周りみんなドン引きよ」
千波「そうだっけ? ってか、こういう場合、普通、遥の話しない?」
優希「誰でもいいじゃねぇかよ」
遥「中学生の、しかも修学旅行でパチンコってどうよ」
優希「よくつまみ出されなかったよな」
遥「その辺はほら、大阪だから」
優希「バリバリ制服着てたのによ」
千波「いいもん。遥だって修学旅行でハッチャケてたじゃん」
遥「えぇ。だって、修学旅行だよ? あたりまえじゃん」
優希「まぁ、遥もいろいろやってたな」
千波「うんうん」
優希「一番ウケたのは、大阪来てるのに、ずっと鹿にせんべいあげたいとか言ってたコトだよな」
千波「あぁ、そんなこともあったねぇ」
遥「あのころは若かったの」
優希「まぁ、そういうことにしておいてやるか」
千波「じゃ、そろそろ時間だけど、遥、オチよろしく」
遥「え、アタシがオチ?」
千波「他にいないし」
遥「えー、花子とかは?」
千波「いないじゃん」
遥「うー、通天閣っ!!」

・・・・・・。

優希「帰るか」
千波「そうだね」
優希「おっつー」
千波「お疲れー」

END

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