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□歪んだ愛...?
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俺の名前は折原臨也。

まぁ、
皆さんお知りのことだろう。

俺は
池袋で情報屋を
している。

そんなある日。

ガチャ──

「おやおや、
珍しい客人が来たもんだ。」

と臨也は馬鹿にするように
言って目の前に
現れたのは

大嫌いな平和島静雄

だった。

「なんで俺が
こんな奴のところに
来なきゃいけなぇんだよ...」

静雄は怒り気味な
口調で呟いたが、

「まぁ、
俺はどんな憎い奴でも
大歓迎さ!」

「そんなこたぁ
どうでもいい
手っ取り早く用件を
話さしてもらう。
俺の弟、幽の猫、
独尊丸が何ものかに
誘拐された。
その独尊丸を助け、
独尊丸を誘拐した奴を
俺に教えて欲しい。」

静雄は真剣だった。
普通なら
顔を見れば分かるところだが、
静雄は目が真剣だったので、
正気ではないと、
臨也は確信した。

だが────

「嫌だ。」

「あぁ????」

「だから、嫌だ
って言ってるのさ。」

「金なら────」

その瞬間。

「静ちゃんは
弟君にはいつも真剣
だよね。
俺にはいつも
喧嘩喧嘩喧嘩喧嘩。
喧嘩しか
投げ掛けてこないよね。」

そう、
嫉妬だった。

それ故に。

────chu

それをした瞬間、
静雄も臨也の
気持ちに気付いた。




これは歪んだ物語。

これは歪んだ愛の物語。


end...
 

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