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□思いを奏でて行く2人
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タラララン....

そんな綺麗な音色が
部屋に反響して
聞こえてくる。
そこでピアノを弾いていたのは
平和島静雄だった。

「静ちゃん...♪」

そう言って
静雄の肩に手をかける

「おぉ、臨也か。
何しに来たんだ??」

「いや、何って何もないけど
何となくって奴だよ♪」

「おぉ、そうか。
新しい曲作ったから
聞いてくれるか?」

「うん。聞かせてよ..」

チャラララチャン...

「とっとても良かったよ!
静ちゃんって才能あるよね。
静ちゃんは才能あるから
外国とか行っちゃうの??」

「行くわけねぇだろ
お前置いて。」

「えっ...//」

「だからこういう事だよ。」

そう言った瞬間
隣にいた臨也を自分の方へ
抱きよせて
ぎゅーっと抱き締めた。
部屋には
夜月の光が窓から差し込む。


そして2人の唇が重なった。



end.
 

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