デュラ小説

□クリスマス小説
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全国の女性の皆さんこんにちは!

本日はクリスマス。

そして、俺は今帝人宅に来ていまーす☆

「正臣、手が止まってるよ」

で、何をしているかというと・・・

「分からない問題があるなら教えてあげるよ?」


「いや、大丈夫」

そう、クリスマスとお正月という2大ビッグイベントがあるにも関わらず先生には慈悲というものがないのか夏休みと同じぐらいの量がある冬休み課題に追われていた。


「もー、じゃあさっさと終わらせようよ。最初のうちにして最後遊ぶんでしょ?」

「う・・・そう、だ、けど」

「だけどなに?」

「クリスマスまでしなくていいじゃん!!」

帝人に俺の悲痛な叫びが届いたのか届かなかったのか。


「じゃあ、あと10ページやったら終わりにしよ」







疲れた・・・


「正臣大丈夫?」

「うー・・・」

もはや屍化した俺を哀れそうな目で見る帝人。


「これじゃあ無理そうだね」

「へ?何が」

ため息を一つついた後、すくっと立ち上がって帝人は棚から何かのチケットのようなものを取り出した。


「イルミネーションの祭典があったからさ、正臣と行こうと思って」

買っちゃった、と笑った帝人に思わず抱きついていた。

「帝人ーーーーーーっ!!サンキュー!大好きだぜ!」

「もう、正臣・・・」




光るものは君みたいで

(でも帝人がイルミネーション好きとか意外だな)(うーん、結構前から好きだったよ?)
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