夢小説(題未定)

□第二話
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「じゃぁ栗原君、あそこの席に座ってちょうだい。・・・・・・栗原君?」


「え?・・・あ、はい分かりました。」


こ、これっていわゆるトリップってやつだよね?まじかよー・・・。
ってことはあれ。
みんなとお友達になれるじゃん!
最高じゃん!
ニヤニヤしちゃうじゃん!
心の中でテンション上げ上げしながら先生に言われた席につく。
一番後ろの席。
・・・まわり知らないやつばかりじゃん!


「何か分からない事があったら先生とか周りの子に聞いてね。・・・・あ、塚原君。」


要っちキター!


「はい。」


「よかったら栗原君に色々教えてあげて、学校案内とか。」


「分かりました。」


マジか!!
私はちっちゃくガッツポーズする。
要とたくさん喋れるチャンスじゃないか!
・・・・・でも、さ。
私はみんなのこと知ってても、向うは全く知らないんだよねー・・・。
どーしよっかな。


「じゃぁ、朝の連絡は終わりです。」


先生がそう言った途端、私の席に沢山の生徒が集まってくる。
え、ちょっと、みんな落ち着けって!
ちゃんと質問に答えるから!
名前も覚えるようにするから!
と、そこに。


「皆の衆落ち着け!困ってんじゃん、栗原君!」


千鶴ー!
物本だ・・・・・。
しかもゆっきーと要もいるじゃん!
やべーよ、やばいって!!!
テンション上がっちゃう、てかもう上がってるけどさ!
集まってきた千鶴に言われて生徒は各々ごめんねなどと言い、少しずつ散らばっていった。
こ、ここは・・・お礼を言うべきだよね、うん。
ってかしゃべりたいし!
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