夢小説(題未定)
□第四話
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こっちの世界に来て四日目。
漫画を読んでいたからか、あっという間に馴染んでしまった。
そして帰宅時のこと。
「姫の家ってやっぱり新築なの?」
千鶴が後ろを向いて歩きながら言った。
「え、うん。マンションだけどね。」
「へぇ〜、マンションなんだ〜。」
「そうだけど・・・それがどうかした?」
「えー?べっつに〜?」
・・・・・・こいつ、家に行きたいとか言わないよね?いいそうなんだけど。
ゆうたんもそれに感づいたのか、もしかしてさ・・・と私を見てから千鶴に言う。
「姫の家に行きたいの?」
「ばれた?」
「ばれないほうがおかしいだろ。」
要は呆れた顔で溜息をつく。
「ねぇ姫、行っていい?」
「そんなー、冗談止めてよ〜。」
「なんだよその言い方!いいじゃんいいじゃん、招待してよ〜。」
「嫌だ」
「なんでよー!!ゆっきーも行きたいよね?」
「んー、まぁ確かに。」
あんまり行きたくなさそう!!
「ほら、ゆっきーもこう言ってるから行こう!」
「何でそーなるっ。」