DetectiveConan

□煙草
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「あれ、これ誰の?」



快斗が机に載ってる煙草の箱を見つけて新一に聞いた。



「え?あー、それか‥‥」

「ありゃ、殆ど減ってない。」

「だろうな。」

「んでこれは?」

「俺のタバコ。」

「‥‥‥‥‥っ?!!」



メガネをかけて本に目をおとしたまま平然と答える新一に対し、快斗は顎が外れるんじないかというくらい口を開けて硬直してしまった。
まるで何かのマンガみたいな。



「そんなに驚くことか?」

「えっ、えっ、だって、家で吸ってないよね?」



ポーカーフェイスは何処へいったやら。
快斗は相当驚いたらしく、煙草の箱と新一の顔を見比べている。



「まぁ、好きで吸ってるわけじゃねーしな。
何なら今吸って見せようか?」

「ベツニ、イイデス。」

「おい、何、片言になってんだよ‥‥‥」



そう聞くと、快斗は何かに悩んでいるような表情を浮かべ、快斗の反応は面白いな、なんて思いながら観察していると、暫くして快斗は元に戻ったらしい。



「何で吸ってんの?煙草はよくないよ?」

「珈琲がないときの眠気覚ましの代わり。そして、それはニコチンじゃなくミント。」

「え、これニコチンじゃないの?」

「嗚呼、"はっか"つーミント系のタバコだ。」

「へー〜そんなのあるんだ〜、やっぱ新一の煙草吸ってんのみたい!」

「は?結局俺が吸うのかよ。」

「だって見てみたいんだもん!!ニコチンじゃないって解ったし♪」



其処には無邪気な快斗がいた。


























君の意外な一面をみれた日。
(それおいしー?)(全く。)
(即答?!何で吸ってんのっ!)(徹夜続き(捜査)で眠いのに珈琲が珍しくなかったら眠気覚ましって言ったじゃねーか‥‥‥)




快新 ver.
2011/03/31 01:28
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