*ツナツナ*
□Cielo×2 B
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そのころ、ツナ達といえば綱吉がいなくなったことを除けば、変わらない生活を送っていた
ーキーンコーンー
「あー、やっと帰れるー!!」
「沢田さん、帰りましょう!!」
「ツナー、帰ろーぜ!!」
「うん、帰ろ!!」
みんなでいつもの道を歩いているとツナが言った
「綱吉どうしてるかな??もう半年以上経つけど、最近はあまり手紙来ないし……」
「綱吉さんなら大丈夫ですよ!!」
「綱吉に会いたいのな」
「俺も…もう、なんで手紙来ないんだよ!!」
空に向かって叫ぶと涙が零れそうになる
それをごまかすために俺は走った
「ごめん!!先帰る!!」
「沢田さん!!」
(ツナ泣いてたのな…あれ??)
ツナの後ろ姿を見ながらチクンと胸が痛くなった山本は自分の気持ちに気がつくのはそう遠くなかった
ー2、3日後ー
「帰ろーぜ!!」
「あれ??獄寺くんは??」
「あー、獄寺なら用事があるって走っていったのな」
「そうなんだ、じゃあ先帰ろうか」
獄寺君抜きの2人で帰る
すると途中で山本が口を開いた
「ツナ、ちょっと話しがあるのな」
「どうしたの??山本??」
すると急に立ち止まってこう言った
「俺、ツナの事が好きなのな」
「……ふぇ??」