*Short*
□ツナ誕★
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「ーっ!!はな…せ、ぇ!!」
俺は今かなり危機的状況…
これはヤバい……
押さえ付けられて男達に囲まれてしまっている
しかも、そいつらは気色悪い笑みを浮かべて見ている
なんでこんなことになってしまったんだろう……
ー1時間前ー
光りの差し込む執務室で背伸びをする俺
「ふあぁぁ……もうちょっと…」
あんなに沢山あった書類をぶっ続けで片付けてあと1/3
(よく考えれば今日俺の誕生日なんだよなぁ……)
「…あとちょっとだけど誕生日だし、少しくらい出かけてもいいよね……??」
外に行きたくて誕生日を理由に抜け出そうと考えた
「リボーンにばれたら殺される…」
でもやっぱり行きたくて結局行くことにした
(んー、グローブいるかなぁ??いいや、匣だけ持ってこ…)
ポケットに携帯と財布を突っ込んで腰にボックスをつける
「よし、行こう」
ぴょんと窓から飛び降りて辺りを見回す
人影はないみたいだ…
(行けるっ!!)
そのまま走って敷地内を抜け、脱出は成功
「ふぅ、どこ行こうかなぁ…??」
とりあえず大通りの方へ歩いていく
人はかなり多いけど、あまり気にならなかった