*ツナツナ*
□Cielo×2 B
2ページ/3ページ
……どういうこと??今何て…??
「…ふぇ??……山本??」
「もう一回言うのな??俺、ツナが好きだ」
(俺のことが好き……??LikeじゃなくてLove!?)
真剣な顔で言う山本に俺は動揺を隠せずにいる
「この間ツナが泣いて帰って行ったとき、確信したのな。あぁ…俺はこいつが好きなんだって」
山本の理由を聞いて冗談じゃなくてホントなんだと思い知らされ、でも少しはあるまともな脳みそで考えてみる
「でっ、でも俺らまだ10歳だし、男同士だしっ……」
普通の人ならみんなこう言うだろう……
「そうじゃなくて、ツナは俺のこと好きか嫌いかなのな??」
真面目な問い掛けに少しどもってでも確かな事だけは言葉にした
「……俺っ、嫌いじゃあないと…思う…」
「それでいいのなっ!!よろしくツーナっ??」
「こちらこそよろしく……??」
(あれっ??)
よくわからないままいつもの所で別れて帰宅する
これでよかったのかな??あれれっ??