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□後書きまとめ
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TOA長編・第1部




『最期に見た夢の夢』

 プレイ途中で心が折れかけましたが、めげずにクリアできて良かったと思えたゲームです。

 悲運と言えば、悲運。救いと言えば、救い。大々的なハッピーエンドではないかもしれないけど、不幸ばかりだったとは思えない。
 そんな物語の中で、惑いながらも直向きに進むルークを描いていきたいです。



『夢のアトサキ』

 逆行?夢?不思議な状況に置かれたルーク。いつまで続くのか、どこまで行けるのか…
 とりあえず、何時でもどこでもミュウはミュウだよと主張したい。



『鬨の声、夢を貫く』

 リグレットとの再会&戦闘です。緊迫感や疾走感を表わすのは難しい…
 俺は、俺だ。
 この言葉を言わせるのが目的の一つで書きました。



『彷徨い墜ちる、紫雲の夢』

 夢でも現実でも辛いアクゼリュス。
 恋愛要素は薄らぼんやり入れますが、基本的にはナシの方向で。いや、ティアに対する淡い恋心をルークは持っていますけど…ぶっちゃけそれどころじゃ無いと。「っていうかコレ夢だし」と遠い目をしています、ここのルークは。
 そのため、恋愛イベントが発生する可能性は低いです。



『闇に溶ける夢の雫』

 ルークが根暗で卑屈なのは、夜だからです、きっと。
 手合わせを終えた後、ルークはガイに促されて渋々ベッドに入ります。そして「このまま夢が覚めちまったりして…」とモヤモヤしていたら、結局覚めずに朝を迎えます。それでまた「これって夢なの?現実なの!?」とモダモダします。
 ここのルークはそんな感じです。



『螺旋を描いて沈む夢』

 経験値やレベルを持ち越した無双ルークがヴァン師匠をぶっ倒す!というスカッとした話も好きなのですが…
 このシリーズのルークはレベル高くありません。戦闘経験を積んでいるため、相手の癖や超振動の制御法、効率的な身体の動かし方などは知っていますが…身体がついていけない事もしばしば。
 制限つけてゴメンねルーク。でも頑張って。



『光を求めた夢の底』

 第1部の各タイトルは、下へ向かうイメージでつけています。
 ルーク最大の転換点ともいえるアクゼリュス崩落…今度こそはと意気込むも、底へと叩きつけられる。ルークに対して酷な内容となっています。
 けれど、そこで這い上がってみせるのがルークの魅力だと思うのです。泣き崩れ、血反吐を吐いても、それでも顔を上げて前へ手を伸ばす。もう嫌だと逃げたくなっても、もがいてみせる。足掻いてみせる。
 痛々しい程に愚直である。そんな強さを持ったルークを描きたいと常に思います。


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