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□薔薇色薬
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結局その後も、僕は千紫郎に何度も抱かれた。
目覚めると僕の腰はぐずぐずになっていた。
「ここまでするかよ普通…このド変態。」
「だって黒刀が可愛いから…」
真顔で言ってるから更に苛立つ。
一発殴ってやりたいけど、生憎ベッドから動くことが出来ない。
「それにしても昨日の夜の黒刀可愛かったなぁ…普段あんなに積極的じゃないもんねぇー」
「ニヤニヤするな、気持ち悪い。」
「薬使うのも悪くないかもね」
「お前…死にたいのか?」
「ハァ…昨日はあんなに好きって言ってくれたのに…」
「…ッ!!お前なんか嫌いだ!!!」
「もう、黒刀はツンデレなんだぶふぇっ」
顔面に思いっきり枕を投げつけてやった。
「もうっ…痛いなぁ…ねぇもう一回黒刀からキスしてよ」
「は?お前頭大丈夫か?って抱きつくな!気持ち悪い!!」
「はいはい、俺のこと大好きなのね。」
「だから違…んっ」
「…っ、黒刀キス好きだよね」
「ぅ…ッ、好きじゃない!しつこいぃ…!!」
→アトガキ