08/30の日記

21:35
教官
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ちょっと嬉しいことがあったので忘れる前に日記に書いておこうかと。
かなり前に、私の友達が例の教官を指名し、教習してきました。
前々からずっと『一度は乗ってみて!』と勧めていたのでやっとなんですが。

教習の感想としては、殆ど話さなかったそうです。
やはり教官は打ち解けるきっかけがないと話せないんだなーとかあのとき家族構成の話をしたのはほんと奇跡なんだなーとか考えてたら、そのあと驚く報告がありました。

『最後に、美羽ちゃんが教官に会いたがってますよーって伝えといたで』
「ふーん…って、え!?」
『そしたらな、ほんまによろしく伝えといてくださいって。あとそのこともっと早く言ってくれたら(多分私と知り合いってことを)もっと話せたのにーって。』
「……」
『そうそう、最近○○前で美羽ちゃん見たよ、よくあそこ通ってるよね。とも言ってた!』
「…そっか。ありがと。」

気づいてたんですね、教官。
私が落ち込んだり嫌なことがあったとき、よく教習で通った道を歩いて本屋に行ってたことを。
自然と通る可能性のある時間を考えて、一目見れたらと歩いてたことを。
私のこと忘れてなかったんですね、教官。
もう卒業してから3ヶ月も経って、新しい生徒も増えたでしょうに。

それだけで私は、とても胸がいっぱいで。
友達の話を聞いて一人になったとき、思わず涙が零れました。
嬉しい。
貴方の記憶にまだ残ってることが。
貴方に忘れられないうちに、早く100分教習で会いたい。
もう免許は取ったので、あとは夏休みが終わって生徒が減ったら。
…それまで、頑張ろ。

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