不正音メロディー!

□ラピュ●…?これってラ●ュタっぽくね?
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野球部の練習が終わり、今は帰り道。
今日先輩がスゲーやる気で「ぶっ倒れるまで練習だーー!」なんて張り切ってて帰る時間が大分遅くなっちまった。

腹もかなり減ってるからいつもは通らない道の公園を抜けることにした。

そして公園に差し掛かった時、公園の真上に小さな青っぽい光が俺の目に映った。


「?…星…じゃねーよな…?」


すると突然光が大きくなって…一瞬消えたと思ったら人…女の子が現れ…え。


「ちょっ…落ちちまう…!」


反射的にその女の子の下に行き、受けとめようとしたがその必要はなかった。

ばばっびゅーーんっと落ちてこないで、重力に逆らってゆっくり落ちてきた。
それはまるで…。


「…なんか…ラピュタっぽいのな…」


じゃあ俺がパ●ーであの子がシー●?うわーちょっと感激。

なんて想像をしてたら俺はある重大なことに気が付いてしまった。


「…ピンクの…下着か…」


スカートをはいていたおかげでいいものが見れた。よし、今日はついてる。もう夜だけど。


俺はじっくりとその女の子を眺めながら受け止めた。
女の子は見た感じ俺とそう年は変わりなさそうだった。

顔立ちは目を瞑っているせいか、少しだけ幼く見える。

…やべー可愛い…。




「…ていうか…何で空から…?」




まず現実的におかしいよな、おいしい話だけど…。

それに女の子が着てるセーラー服は近くの学校のものじゃないし…。不思議なのな…。


「とりあえず…つれて帰るか…」


このままどっかに置いとくわけにもいかねーしな。


俺は抱えたまま家へ急いだ。



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(親父になんて説明しよう…)


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