†ているず おぶ じ あびす 〜2人の約束〜†

□城の外へ
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「一国の王女なのですよ? 行動には責任が伴います。貴方は昨日、自覚されていたでしょう?」
ガイがそう言うとナタリアは残念そうに肩を落としたが
「…そうでしたわね…。わたくしはこの国の王女でしたわ」
と言いガイと共に部屋へと戻りはじめた。
(ルーク…ごめんなさい)




部屋につくとふいにガイは言った。
「今日は空がとても綺麗ですよ。それから貴方の部屋の窓からなら美しい花も見れます。」
「…そう、ありがとう…」
窓からの景色ならいつも見ている…。飽きるほどに…。そう言おうとしたが彼女はおとなしく部屋へ入っていった。
(ガイったら…何を仰っているのでしょう…)
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