短編夢小説

□真実の小部屋
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俺には後輩がいる。
見た目的には可愛い系で、身長も172cmとかだったと思う。

それに対して、俺は生徒会長だ。
見た目は美人系らしく、身長も180を越してる。

それなのに、・・・・


「ゃ、あぁ、・・・ぁん!」

「裕樹かいちょー、感じすぎですよ」


どうして、俺がネコなんだ?



俺等が通う学校、『愉乃学園』は男子校で、
しかも、変な制度とかもある変わった高校だ。

同性愛者とかもいて、気持ち悪がられるが・・・

俺を犯してる三木崎神楽(みきざき かぐら)も、
犯されてる俺、・・・静香裕樹(しずか ひろき)も、
同性愛者という訳ではない。

男だったら誰でもいいとか、そんなヤツではないんだ。

「ひっ、ぁ・・・やらぁ、・・かぐ、らぁ・・・」

「何です?玩具だけで何回もイってる裕樹会長?」

俺には好きな人がいる。
それは女ではなく、・・・男だ。

でも、俺はさっき言った通り、男だったら誰でもいい訳じゃない。

あの人、・・・2−Zの担任をしてる『天霧鴉(あまぎり からす)』さんじゃないとダメなんだ。
それが神楽にバレて、こんな関係になった。

『生徒会長が男好きの変態だってバレたら、どうなるかなぁ?』

『色んな同性愛者の野郎共が来るんじゃないですか?貴方を犯しに』

『嫌ですよねぇ?なら、・・・俺に従ってくださいよ。裕樹会長?』

そう言われ、俺はアイツの奴隷になった。
犯される場所は決まって一緒。
もう使われてない、寮にある小さな小部屋。

現在も、そこで犯されてる。

「かぐらぁ・・・、許してッ・・!!」

「・・・もう限界ですか?」

「ハッ、・・・もぅ、むりぃ・・!!」

「耐え性の無い人ですねぇ?」

グリッ、と靴の裏で俺のアソコを踏まれる。

「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

「気持ちいいですか?イイですよね?」

グリグリとしつこく踏まれ、俺は・・・

「ぁ、あぁぁ・・・ひぃぁああああッ・・!!」

イってしまった。

「・・・ホント、変態ですね」

「ハッ、・・・許して、許してぇ・・・神楽ッ・・・」

ボロボロと泣きながら懇願する。
今日はもう限界だ。壊れてしまう。

「・・・・チッ」

舌打ちと共に、ズルリと中の玩具を抜かれる。
ピクン、と反応してしまうが頭を撫でられただけで終わった。

「勝手に帰って勝手に寝やがれ、ですよ」

玩具と靴を拭いてから、すぐに部屋を出て行く神楽。

神楽はいつも酷いけど、何気に優しい気がする。

俺が本当に限界だったら止めてくれるし、
人様に醜態をさらしてしまうんじゃないか、という様な行為はしない。
つまりは、玩具を挿入れたまま、授業に出るとかはしない。

そういうトコロは、優しいんだけどなぁ・・・。


「・・・・神楽、」


俺は『天霧鴉』が好きなはずだ。
それなのに、どうして・・・・

神楽のことばっかり、考えちゃうんだろう。
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