君達が居る学園
□ライバル登場
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昨日の電話から、日にちが経って……
約束の放課後と、なりました。
「空は、勝手すぎるんですよ!」
「いいじゃん、下見だよ!」
みんなも、突然に聞かされたようで。
青井さん以外は、パニック状態だったという。
「っていうか、俺達が、知ってる人って誰なの?」
「ヒミツ……」
俺達が、知ってる人?
私と電話していた時には、言ってもらってない。
「もう、体育館に付いたから入るよ!」
他の人達の質問に答えるのが、面倒くさくなったのか。
逃げるかのように体育館へと向かう、青井さん。
私達は青井さんを追って、体育館に入る。
そこには、少女の影があった。