テイルズ小説

□長編(ユリフレ)
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風が鳴った。


ふわ、と舞う見慣れた黒髪


見間違える筈の無い、君の黒髪

そこに立っていたのは



いるはずの無い、君だった。



「ユーリ・・・・・?」
「よお、フレン。」
「なぜ君が此処に居る?君は・・・」
「俺は、な。」
「は?」
「“この時代の俺”なら、ココにはいねぇはずだけどな?」
「・・・・?何を言っているんだい?君は・・・」





つまり、“未来”から来た俺ってこと。
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