テイルズ小説

□雨上がりの傘の下で
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どうもミルクレ〜プです。
TOWR3やっててエミルとカイウスの絡みが非常に気になってますww
そして今まさに外は雨上がりwww

*    *    *    *




「うわっ、急に降ってきたな・・・」

カイウスが買い物から帰る途中、突然雨が降ってきた。
突然だから、傘も持っていない。

そこへ、見慣れた人影がこちらへ走ってきた。

「カイウス〜〜〜!!」

「エ、エミル!!?」

傘をさしてエミルは全速力で走っていたが、途中で石に躓き転んでしまった。

「痛ったあ・・・」
「だっ、大丈夫かエミル!!?」
「うん・・・大丈夫」

「で、何しに来たんだ?」
「カイウス、傘を持ってなかったよね?だから。」

しかし、エミルが持っているのは一本の傘だけだった。

「じゃあ、帰ろう。」

そう言って、カイウスを傘の半分に入れた。

「えっ・・・、あ、あ・・・・」

カイウスは少し下を向き、頷いた。
その顔が真っ赤なのもエミルは気づいていたが。

((どうしよう、ドキドキする。))

ただ一つ気づいていないのは、二人が今同じ事を考えているという事だった。


「あ、雨が・・・・」
「止んだな・・・。」

しかし、エミルは傘を畳もうとしない。
カイウスは、傘から出ようとしない。


二人一緒に、雨上がりの傘の下で。


(互いの吐息を感じる、狭い傘の中で。)

end

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