テイルズ小説
□長編(ユリフレ)
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確かに、ユーリだった。
間違いない。
間違える訳もない。
でも、ふと覚える感覚
やっぱり僕の知っているユーリじゃない・・・。
「君はユーリ、なんだね?」
「ああ。」
「でも、今のユーリは別に居る、と。」
「ま、そうだな。」
「・・・」
わかった。
大人、ってことが、ちゃんと。
落ち着きまくった物腰、
余裕の表情、
どこをとっても大人、だったから。
きっとここで剣を振っても負けるのだろう。
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